ごあいさつ
お知らせ
2019-01-01 00:00:00
映画フィルムに音が付くまでの無声映画時代、映画はピアノ等の生演奏と共に楽しまれていました。当時の劇場には、ピアノやオルガンが「劇場の備品」として常設されていました。
しかし、トーキー映画が全盛になると、その楽器たちは劇場から段々と姿を消していきます。これは、映写方法がフィルムからデジタルへ移行してゆく今、劇場から映写機が消えゆく変化と非常に似ています。
『迷惑帽子』(1909年) スクリーン横にアップライトピアノがあります
ピアノが無い今の劇場では、楽器準備にかかる費用等の面で無声映画上映を断念されるケースが多いです。逆に言えば、常設ピアノがあれば、無声映画上映のハードルがグンと下がります。
そのため、無声映画振興会では「ピアノと劇場を縁結び」する活動を行っています。お譲りいただけるピアノがありましたら、是非ご一報ください。そのピアノと常設できる劇場の縁結びをさせていただきます。
さらなる無声映画の文化振興に是非お力をお貸しください。また、ピアノには劇場で第2の人生を送ることができるよう、お手伝いをさせていただけたらと思います。
無声映画振興会
*原則、費用や事務手続きのご負担は発生しません。
*ピアノはグランド、アップライト、電子の種類を問いません。
*劇場との調整が必要ですので、縁結びが叶わない場合もあります。
*損傷の激しいもの、動作しない電子楽器は縁結びを致しかねます。